節分祭について

年が明けてから半月以上が経ち、例年ですとお正月の慌ただしさも落ち着く頃合いではございますが、

本年は皆様分散してお参りを頂戴しているためか、毎週土日はご祈願や授与所共に、かなり混雑する時間帯も出てきております。

未だ気の休まらないご時世とはなっておりますが、乾燥により体調を崩しやすい時期でもございますので、

こちらをご覧の皆さまにおかれましても、まずはお体第一で、健やかにお過ごしいただけますようご祈念申し上げます。

 

さて、古来よりこの時期の疫病等のいわゆる”厄”を落とす節目とされる「節分」の時期が近づいてまいりました。

節分とは「季節を分ける」といった意味合いも含まれ、各季節の変わり目である立春・立夏・立秋・立冬とある中で、

江戸時代以降の今日では、主に「立春」の頃を指す場合が多くなりました。

 

土地柄や寺社等で様々お考えはございますが、当社でも承っております「厄除け」に関しまして、

満年齢や数え年、あるいはこの節分までを一つの節目と考え、これを境に厄除けをお受けになる方もいらっしゃいます。

当社で年間を通して考えますと、年が明けてから節分までに厄除けをされる方が大多数になるかと思いますが、

何かにとらわれることなく、今までお受けになられた方法と同じ時期にお受けいただくことが、より自然な流れかと存じます。

ご不明な点がございましたら、お気軽に髙城神社社務所(048-522-1985)までお問い合わせください。

 

また、当社でも毎年立春の前日にあたる日(本年は2月3日)に「節分祭・豆打ち式」を斎行しておりますのでお知らせいたします。

ここ数年はご承知の通り混乱の中でございましたので、神事のみ斎行し、豆打ち式は控えておりましたが、

本年は以前までと同様に、神事と共に豆打ち式を賑やかに開催させていただく運びとなりました。

 

徐々に一歩ずつ元の形へ、という考えの元、例年お招きしていた「ニャオざね」様はお招きせず、

福引も控えさせていただきますが、特設の足場を作り、壇上からお福分けとしてお豆やお菓子、

おひねり等をお福分けとして、豆打ち式の際に撒かせていただく準備をしております。

 

一般の方にも豆打ち式へご参加いただくか検討を重ねましたが、現時点では時期尚早と判断致しました。

しかしながら、今後ご来社いただいた皆様とご一緒に豆打ち式を盛り上げられますよう各所調整中ですので、

神事や豆打ち式にご参加をお考えいただいていた皆様には、今しばらくお時間を頂戴いただければと考えております。

 

神社の行事に関しては基本的に毎年全て例年通りの日時となります。

節分祭のスケジュールは下記の通りですが、行列の参進以降はあくまで目安となりますのでご注意ください。

18時30分  :行列の参進 (鬼・神職、以下年男と年女の列が神社を出発し、市中を練り歩いた後神社に戻る)

(※※ ↑諸般の事情により、行列の参進のみ省略となりました。2月3日追記 ※※)

18時45分頃 :節分祭祭典  (ご社殿にて祭典を執行)

19時10分頃 :豆打ち式   (境内に設営された特設舞台より、年男や年女の方々が豆やお菓子、おひねり等を撒く)

19時半頃   :節分祭終了予定

 

当日は掲載しました写真のように、初めに神社の境内から列を組んで、神社周辺の参進から始まります。

天候や状況により多少前後しますので、余裕をもってお出かけください。

 

髙城神社社務所 048-522-1985(9:00頃~16:00頃、仏滅日は閉館)

 

 

2023年01月24日