令和7年度例大祭

昨日10月2日、令和7年度の髙城神社例大祭が滞りなく斎行されました。

当社では10月1、2、3日を例大祭としており、中日の2日が最も大切な例祭の斎行日です。

 

前日の1日は雨、本日3日は曇天の中、昨日2日は秋晴れの驚くような快晴となりました。

ご参列、ご参集いただきました皆様方、ご来社いただきまして誠にありがとうございました。

 

例年例祭日の前後は天候が不安定なことが多く、不思議と当日は快晴になることが多いことから、

目に見えない大神様のご加護によって日々を無事に過ごせていることを体感いたします。

 

夕方から夜にかけては、お知らせの通り「鎮守の杜 プチコンサート」と称しまして、

本年はお琴の演奏を鈴蘭様よりお二方、また熊谷ご出身のオペラ歌手原田勇雅様による歌のご披露がございました。

原田様のご披露の際は、例年通りピアノの演奏を宮本慧理子様に生演奏をいただきました。

お琴もピアノも同様に、やはり音源でなく生演奏による迫力と暖かさには心を動かされます。

 

暑すぎた夏が過ぎ、いつの間にか日が短くなったこともあり、

プチコンサートが始まるころには境内はすっかり真っ暗になっていました。

境内の木の合間から見える秋の名月が、実に幻想的な雰囲気をもたらしていました。

 

私共の想定よりも多くの方にご来社いただいたことから、お座りいただけるお椅子の数が

足りないこともあり、ご鑑賞の際にはご不便おかけし申し訳ございませんでした。

 

しかしながら大勢の皆様のおかげで、秋の夜長、例大祭を彩るとても暖かな会になったかと感じました。

足元の暗い中ご来社いただきましたこと、重ねて御礼申し上げます。

 

髙城神社としましては、例大祭が終わりますと七五三の繁忙期、12月8日の酉の市、

そして年末を迎えすぐにお正月の準備ということで、目まぐるしく新年をお迎えする時期となります。

 

次に控える「酉の市」は、毎年12月8日に行われる神事であり、

境内には熊手商や露天商が所狭しと出店している、大変にぎやかなおまつりです。

時期が近づきましたら、酉の市の詳細について改めてお知らせいたします。

 

神社の護持運営には、地域の皆様、ご来社いただきます皆様あってこそでございます。

これからも、むすびの神様である髙城神社の大神様のご加護の元、

皆様方が健やかな日々をお過ごしになれますこと心よりご祈念申し上げ、結びの挨拶とさせていただきます。

 

2025年10月03日