12月8日は酉の市
本年も高城神社ではおかげさまで七五三の繁忙期を迎えており、
まもなく今年度一番の混雑を迎えようとしております。
そうして次に控えておりますのが、当社では毎年12月8日に行われております
『酉の市(とりのいち)』の日となります。
東京では、カレンダー上で11月の酉の日を一の酉・二の酉・三の酉として、
酉の日におまつりを行っていますが、当社がございます埼玉県では、
12月2日に秩父、3日に川越、5日に深谷、6日に行田、10日に大宮、
そして12日に浦和と、以前より酉の市の日が定められていました。
大宮の氷川神社様にて12月10日に斎行される「十日市」が「とおか”まち”」と呼称されるように、
12月8日に行われる髙城神社の酉の市も「八日市=ようかまち」と呼称されています。
境内南側の玉垣の所には「熊谷酉の市起原碑」が立っておりますが、
当社の酉の市は明治39年(1906年)から始まっており、
毎年師走のこの日、12月8日に神事が斎行されてきました。
酉の市当日には、神社では縁起物の熊手御守を頒布しており、
神社で奉製したものは古くから『かきこめ熊手』と云われ、福運や財など様々な良いものをかきこむという縁起から、
開運・開拓・殖産・商売繁盛・家内安全の御守として授けられてきました。
また当日には境内、そして参道周辺に熊手商と露天商が出店をし、酉の市に彩を与えてくださいます。
普段は広く空いている境内に所狭しと熊手屋さんが並ぶ光景は大変活気をもたらし、
当日は午前10時に境内のご社殿にて神事が行われ、その後夜9時過ぎまで対応していることから、
一日を通して境内が大変にぎやかな様子となります。
熊手商にご用意いただく熊手は、一般的にイメージされる大変大きな熊手ですが、
髙城神社で頒布するかきこめ熊手は、およそ25センチほどの大きさの熊手です。
ご家庭や職場にさりげなくおまつりできる大きさで、熊手に付いている小槌にお色も複数ございます。
毎年変わるその年の限定色もごく少数用意しておりますので、お参りの際にご覧ください。
かきこめ熊手は、どちらのお色も在庫がなくなり次第終了となりますので、
ご検討の際にはお気をつけてご覧いただければと存じます。
当日はお昼過ぎより神社周辺の道路規制が行われ、車の通行が制限されますので、
下図ご参照いただき、お気をつけてご通行をお願いいたします。
ご近隣にお住まいの方は、規制区間通過の際は、随時警備員の誘導にしたがってご通行ください。
また、駐車に関しまして、業者様以外の一般の方は境内にお車を停めることができなくなっており、
周辺の「熊谷市役所」「八木橋百貨店」様方へ無料開放を依頼しておりますので、
お車はそちらの方へお停めいただきますようよろしくお願いいたします。
本格的な寒さの気配も近づいてまいりましたので、当日は暖かな服装でご来社ください。
皆様方のご来社、心よりお待ち申し上げております。



髙城神社社務所 048-522-1985(対応時間は9時頃~16時頃 ※仏滅日は閉館)