水無月の雨とともに

昨日6月30日は、当社にて胎内くぐりが斎行されました。

お足元の悪い中大変多くの方にご来社をいただきまして、誠にありがとうございました。

 

梅雨の時期ながら、例年雨天となることは少なかった祭典ですが、本年は梅雨らしい空模様となりました。

胎内くぐりは晴雨に拘らず斎行されますので、昨日は傘をさして行なう雨儀として、滞りなく執り納められました。

 

当日は午前10時より、国道17号沿いにございます一の鳥居に設置された大きな茅の輪の前にて、神職含めご参列の皆さまで大祓詞を奏上し、

続いて神職の先導により茅の輪を8の字にくぐる、茅の輪くぐりが行われました。

本当に大勢の方々にご参列をいただきましたので、茅の輪くぐりの際は窮屈なご案内となりまして申し訳ございませんでした。

 

厳粛な雰囲気の中茅の輪くぐりが終わると、神社正面の参道や境内にお越しいただいた出店の方々も一気に活気づき、

お昼前には強い陽射しが差し込むようなお天気となったこともあり、境内の雰囲気もより一層賑やかになりました。

 

午後3時よりは、御本殿にて神職が大祓詞を奏上しておりました。

夕方以降にお越しいただきました方には、神職2名が太鼓を叩きながら大祓詞を奏上していた様子がご覧いただけたかと思います。

お賽銭箱周辺に置かせていただきました「人形(ひとがた)」には、皆さまのお名前とご年齢のご記入をいただけましたでしょうか?

胎内くぐりは毎年6月30日に斎行いたしますので、ご不明な点などございましたら社務所までお問い合わせください。

 

年が明けて平成31年となり、5月1日よりは元号が改元となり令和の御代を迎え、早くも1年の半分が過ぎました。

ご来社いただきました皆様の半年分のツミ・ケガレが払えますよう、私共も精一杯のご奉仕をさせていただきました。

また来年の胎内くぐりも大勢の皆さまにお越しいただけますこと、心よりお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

2019年07月01日